まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
3月31日土曜日
[次へバトンタッチ]
戌という字は、戊という字の中に「横棒」が入っています。
この「横棒」は、「陽」を表します。
戌自体は、
一日の中では夜の7時~9時。
十二支の終わりの方の段階なので、「陰」が強いのですが
中に、1本だけ入る小さい「陽」とイメージすると、
終わりという気運の中の
ただ1つだけ明るいこと。
晩秋の十二支の戌の段階は、
植物にたとえると
実が落ちて、枯れていく時です。
つまり、自分は死ぬけど
新しい生命を残していくということ。
今日の干支の上についている「壬」という字も
「妊娠」の「妊」(はらむ)という字につながるのですが、
運氣も、すでに次の段階を宿しているようです。
ということは、
今までのやり方、考え方は
もう、死すべき古いものとして
次の段階にバトンタッチする時ととらえると、良いかもしれません。
[許す]
癸亥は、60干支ある内の60番目です。
最後の干支なのですが
次は、1番目の甲子にもどり、またスタートです。
この干支は、1個前の「壬戌」とセットで
「大海水」(だいかいすい)という名前がついています。
大きな海の水に、全てが還る。
海は、良いものも悪いものも、呑みこんで
浄化してしまうことから、
非常にスケールの大きな干支なのです。
次のスタートに向けて、すべてを許して呑みこんでしまうくらい大きな心でいられると良いですね。
字の意味としては、
癸は転換期を示し、
亥は、種になって地中に埋もれる
新しいことが始まる予感がしますね!
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)