まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
3/24(土)
[場が与えられる日]
乙は、曲がって伸びる植物の形です。
芽が地面を突き破ったのはいいけど
地上にある石ころや他の植物にさえぎられて
思うように伸びることができない、
でも、伸びるといった粘り強さです。
昨日の甲寅(きのえ・とら)で
やるぞーっと決意表明したら
きょうは、何があってもやめない覚悟が必要です。
卯は、開門の形で
「天門が開くとき」
門を開けると、そこには未開拓地が広がっていて
これから開墾していくのですが
天から「場」が与えられたと思ってください。
昨日の決意表明ができていれば
今日の「乙卯」で、神様が
「なら、どうぞ」と場を与えてくれるのです。
しかし、未開拓地ですから
何もしなければ、何も起こらない。
物事の始まりは、
待っていても事は進まないのです。
運の始まりも同じ。
この時期は、自分が主導権を持って
自分から切り開いていく時なのです。
それが、運の波に乗っていくコツでもあります。
いろいろやってみたけど、
なかなか進まない人は、
このような「時」の運を利用して
それに乗っかっていくことをおすすめします。
自然の法則に従って
スムーズに物事が運ぶかと思います。
[必要なものと要らないもの]
辰は、「震」という字に通じます。
そこから辰は、
震えて(揺れて)
元に収まるという意味になります。
地震の震ですね。
また、大きな障害物をどけるという意味もあるそうです。
辰に関しては、
午前7時~9時が辰の刻なのですが
多くの人は、就業前。
辰の次にやってくる「巳」(み)
こちらは、冬眠を終えて地上に這い出た蛇の姿を描いた象形文字から、この形になりましたが、
巳の刻とは、9~11時で、
1日の仕事を開始する時間帯ですので、
巳は、さしずめ「本番」といったところでしょうか。
その「本番」を前にして
障害となる物をどけて
スタンバイするのが辰。
丙は、「太陽」を示し、
太陽の陽が当たるかのように、物事があきらかになります。
運勢も活動期に入ります。
その本番を前に、なにをすればよいか?
辰→準備
必要なものをそろえて
要らないものは、持たない。
それを意識して過ごせば、
今日は、
何が必要で、
何が不要かが、わかるのかもしれません。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)