まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[仕上げる段階]
申は、十二支の9番目です。
季節は、秋のはじまり。
物事が成熟してくる段階。
戊の原字は、元は武器や斧や鉋の形だそうです。
物事の進退の段階としては、
十干のうちの、5番目で
ぐんぐん伸びている真っ最中といったところ。
戊申、と書くとき。
戊が上、申を下に書きますが
上につく「戊」は、
「天干」(てんかん)といい「天の氣」を表します。
下の「申」は、十二支・・・十二の支え。
下にある地の支えなので、「地支」といいます。
地は、人間がいる場所ですから
人間が、「申」をやると、
天から「戊」の氣(ぐんぐん伸びる氣)が降りてくるのです。
(ここでの「申」は、物事を成熟させる=もうすぐ刈り入れというところまでやる)
一見、矛盾している意味ですが、
今日は、
頑張って仕上げ1歩手前まで持っていけば
あとは、天がどんどん伸ばしてくれる、とも受け取れませんか?
[すでにあるものに注目]
酉は、「酒ガメ」の形からきています。
秋の十二支(9月)で
穀物をお酒にして神に感謝するときでもあります。
成熟の季節には、
新しいことを始めるより、すでにあるものを深めていくとか、
次世代に伝えていくような行動があっています。
持っていないものを取り入れるのではなくて、
いまあるもので、もっと出来ないか?考えるのもいいかもしれませんね。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)