まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
2/7(水)
[変化がはじまる]
いままで続いてきた状態が、変化する時です。
今までとは違うことが出てくるので、
あまり面白くないと思う場合が多いかもしれません。
午という字は、「さからう」=忤という字に通じまして、
下から、現状にさからうエネルギーが突き上げてくるような意味を持ちます。
つまり、今の状態がいつまでも続かないようなことです。
慣れてきた頃、何か起こったり、
地位が安定してきたと思ったら、
下の者が台頭してきたり。
これらは、いつまでもそこにい続けることで
人生の流れが淀まないようにしてくれる刺激です。
変化に抵抗して同じことをやり続けると、今後の流れが停滞していきます。
そして、停滞すれば、そのうち腐敗します。
例えば、権力者が、下を押さえておいしい思いをし続ければ
いつしか組織は腐敗していきますよね。
それが個人の内部で起こると想像してみてください。
人間は安定を求めますが
求め過ぎて動きがなくなると、いけませんから
時々、こういった「さからう」エネルギーが必要なんです。
庚は、鉄からできた製品で
斧や刀、または重機などを示しますが、
状況に、バサッと刃を入れるという点で共通しますね。
やはり「変化」せざるを得ないかもしれません。
[仕上げの日]
申は、秋の十二支で、
成熟の段階です。
また「電」の原字であり、
いなびかりの形。
いなずまが伸びた形から、
「伸」という字にも通じます、
時間に当てはめると、午後3時~5時ですが、
一日の中では、「成熟」した時間と言えます。
朝から仕事をしていれば
そろそろ仕上げて終わらせる時間ですし
十二支の9番目ということで
そろそろ終わりに近い位置ですよね。
運氣のサイクルも、ひとサイクルの終わりに近づいています。
きょうのテーマとしても、
物事を仕上げるように、終わらせてしまうことで、
次のサイクルに移行する時に
スムーズなのかもしれません。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)