まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[許す]
癸亥は、60干支ある内の60番目です。
最後の干支なのですが
次は、1番目の甲子にもどり、またスタートです。
この干支は、1個前の「壬戌」とセットで
「大海水」(だいかいすい)という名前がついています。
大きな海の水に、全てが還る。
海は、良いものも悪いものも、呑みこんで
浄化してしまうことから、
非常にスケールの大きな干支なのです。
次のスタートに向けて、すべてを許して呑みこんでしまうくらい大きな心でいられると良いですね。
字の意味としては、
癸は転換期を示し、
亥は、種になって地中に埋もれる
新しいことが始まる予感がしますね!
2/1(木)
甲子(きのえ・ね)の日
[始まりのタイミング]
甲子(きのえ・ね)は、60干支の中で、第1番目、始まり干支です。
音読みすると、甲子園の「甲子」ですよね。
甲子の年に建てられ、
「始まり」の干支ということで縁起が良いとのことで、
その名前がついたそうです。
納音(なっちん)という分類では、
甲子と、次の乙丑は、セットで
「海中金」という名前がついています。
海の中の金ですから、
まだ発見されていず、でも宝が埋もれているような状態です。
なので、始まりとはいえ、
目に見える形では始まっていません。
運氣というものは、いつでもそうで、
表面化したときには、
既に、水面下では
逆のものが生まれて潜んでいるのです。
なので、これからちょっと先を見据えて、
今、何をすれば良いのかと言いますと、
「湧いて出るに任せる」こと。
きょうの、干支はこれから伸びていく可能性とパワーを秘めますが
まだ、方向性を持ちません。
だから、きょうは無理に目標など作らず、
思いが湧くままに任せて、
それを大事にすることです。
「~やりたい」とか、
「~に行きたい」など。
この衝動こそが大切で、
これからの活動の原動力になるんです。
いくら、策や術に長けていても
「熱意」
「やる気」がなければ
なにも成すことはできません。
逆も、また然りですが、
きょうは、特に「熱意」「やる気」を封じ込めず
出るままに任せて、
ノートに記録などしておくと良いと思います。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)