まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
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乙巳(きのと・み)の日
[活動を開始する日]
巳は、へび年の巳です。
象形文字は、蛇が冬眠から覚めて地上を這うさまです。
それから、「巳」の刻は、朝9時~11時を指します。
多くの人が、ちょうど活動を始める時間ですよね。
そんなことから、巳は
現状どうであれ、きょうから何らかの活動を開始するのに良い日だということになります。
よく、物事を始めるのに用意周到で
完璧な状態で始めたいという方がいますが、
今日の場合は、完璧でなくても
とりあえず始めてみることが大事です。
その時、できることを使って
とりあえず何かを開始してみてください。
天から、「乙」の粘り強いパワーをいただけそうです。
(きょうは、乙の巳の日ですから)
[横に広げていく日]
丙午(ひのえ・うま)生まれの女性は強いと言いますが
丙の午年生まれの女性が皆、強いわけではありません。
世代的な特徴はあるかもしれませんが
四柱推命で個人個人をみるときは
生まれた日を扱います。
丙午の日に生まれた人は、強い人となるわけです。
しかし、その強さの程度や、どこでその強さが発揮されるかは
人によって異なります。
丙は、火の五行で、太陽を示します。
午も、火の五行で、ものごとのピークを示します。
正午・午前・午後の「午」ですね。
午の刻・・・11時~13時、
午の前が午前、後が午後ということです。
物事は、ピークになっている時には
見えない部分では、すでに陰の氣が沸き起こっているものです。
大吉は転じて凶になるというし
「帝旺」がついている運は、太く短い強い運です。
運氣は毎日変化しているのですから、
毎日、同じことをしようとするのは無理があります。
きょうは、ピークの運氣ですから
これ以上、昇ろうとするのは苦しみを生むだけでしょう。
丙は、甲乙丙丁・・・・という十干の中の3番目。
数秘術でも、占星術でもそうなのですが
1番目は、生まれて伸びる、
2番目は、根っこを張って土台をつくる
そして、3番目は「横に広げる」段階です。
丙は、双葉を広げる段階であり
「横に張った形」を示す字でもあります。
字の解釈からいっても
上を目指さず、横に広がるようなことをすると
「時にかなった」行動だといえるでしょう。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)