まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[微調整の日]
癸は、十干の最後。
明日は、はじめの「甲」にもどりますので、
次のサイクルへの橋渡しで、「転換点」のような意味があります。
字としては、回転する形がもとの象形文字であり、
また、冬枯れの田畑の区画がよく見渡せるので、
次への計画が立てやすいといった意味にも通じます。
未は、「しげる」・・・木の枝の繁茂の形
未の月は、7月ですが、
ちょうど雑草や木々の葉が茂る季節です。
この字は、「良く見えない」という意味から、否定の形で使います。
「未だ」(まだ)~ないなど。
例えば、稲が育ってきても
「未だ」刈り取る時期ではありませんし、
木々の葉も茂ったからと言って、全部切ってしまっては
日影がなくなります。
ですので、きょうは
繁り過ぎた部分を、ちょっとカットする程度に修正し、
次のサイクルへ備えましょうということになります。
12/23(土)
甲申(きのえ・さる)
[突き抜けた意識]
甲は、はじまりを示します。
申は、甲の字の縦棒が上を突き抜けた形ですよね。
甲ではじまったもの・・・決意とか努力などが、
ここにきて、ようやく突き抜けて、いよいよ本番だという感じです。
干支番号は、21番で
干支は60こありますので、番号的に若いけど中盤前、
いよいよという感があります。
元になる象形文字は、雷の形で
申の刻と言われる、午後3時~5時は、一日の仕事を終わらせてしまう時間です。(このあとも一日は続きますが、活動時間は終了間際)
どちらも、イメージは動的で
申は、「陽」の十二支です。
最初のはじまりの決意を忘れないで、
それを貫徹させるべく、突き抜けた意識でいると良いですね。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)