まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
11/15(水)
横に広げていく日
丙午(ひのえ・うま)生まれの女性は強いと言いますが
丙の午年生まれの女性が皆、強いわけではありません。
世代的な特徴はあるかもしれませんが
四柱推命で個人個人をみるときは
生まれた日を扱います。
丙午の日に生まれた人は、強い人となるわけです。
しかし、その強さの程度や、どこでその強さが発揮されるかは
人によって異なります。
丙は、火の五行で、太陽を示します。
午も、火の五行で、ものごとのピークを示します。
正午・午前・午後の「午」ですね。
午の刻・・・11時~13時、
午の前が午前、後が午後ということです。
物事は、ピークになっている時には
見えない部分では、すでに陰の氣が沸き起こっているものです。
大吉は転じて凶になるというし
「帝旺」がついている運は、太く短い強い運です。
運氣は毎日変化しているのですから、
毎日、同じことをしようとするのは無理があります。
きょうは、ピークの運氣ですから
これ以上、昇ろうとするのは苦しみを生むだけでしょう。
丙は、甲乙丙丁・・・・という十干の中の3番目。
数秘術でも、占星術でもそうなのですが
1番目は、生まれて伸びる、
2番目は、根っこを張って土台をつくる
そして、3番目は「横に広げる」段階です。
丙は、双葉を広げる段階であり
「横に張った形」を示す字でもあります。
字の解釈からいっても
上を目指さず、横に広がるようなことをすると
「時にかなった」行動だといえるでしょう。
必要ない部分はカットする日
丁未は、昨日の丙午とセットで、
「天河水」(てんがすい)という名前がついています。
天の河の水なので
宇宙にあるもので
影響力があり、
非常に強いエネルギーを持つと言われています。
波乱でありながら、その運氣を使いこなす強さです。
干支だけを見ても、
丁は「火」
未は、火を含む土・・・夏の土ということでとても熱いので強そうですよね。
そんな熱い干支が付いている今日ですが
字としてはどういう意味があるかというと
未は、草が茂ってきて剪定が必要な様です。
未は夏の十二支なので
適度に生い茂っていれば、日陰ができて涼しいのですが
あまりに繁り過ぎてしまうと
木であれば、根幹に栄養がいかなくなったり
日影が多すぎて、根腐れしてしまいますので
過剰の部分をカットしていくという意味に通じてくるのです。
ということで、きょうは、エネルギー的には、熱い一日なのですが
「茂り」すぎないよう、必要のないものをカットしていくと良いと思います。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)